分厚めの酸と硬質のミネラル、糖度もあって、アフターにほろ苦さとほのかなナッツ感。とてもどっしりとした佇まいのなのですが、14年ビンテージからビビッドなエチケットになってしまって、味わいと香りがイメージしづらいのが玉に瑕なんです。宍戸錠がシリコンを取った顔をはじめてみた、みたいな感覚です。ひそかに戻らないかななんて思っているのですが、慣れるもんですよね、きっと。