2月の半分が終わったなんて信じられませんね。
2020年の恐るべきスピード感。

さてきょうはワインのご紹介です。
このワインの名の『ES (エス)』は、彼のフロイトの『人間の本能の最も奥底に位置する欲動』によるもの。緻密な作りでプリミティーヴォのストロングポイントを隈なく掬い上げたジャンフランコ・フィノからは、なるほど「耳の穴からストロー突っ込んで脳みそチュウチュウしたろかぃ」のような、相手の本能に訴えて根底から揺さぶってやるという気概を感じます。2020冬、某世界的コンダクターが何度もボトルに投げキッスをして帰った、『I.G.T Salento ‘’ES’’ 2017』。春が来る前に、夏でも美味しいことには変わりはありませんが、冬の間にどうぞご賞味くださいませ。

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