2024.09.12
ヴィテッロ・トンナート経由
ヴィテッロ・トンナート=イタリアはピエモンテ州の郷土料理です。とても美味しい。
しかしながらここ日本において、トンナート・ソース(ツナのソース)と牛肉の不思議な関係を説明することがとても難しいのです。 想像してみてください。牛肉にツナ。想像のとおりにわれわれジャポネーゼには納得がいかないのです。これには困りましたが高いハードルはくぐってしまえばいい、そういった心ばえのルシュルシュルはローストビーフをフィーチャーすることにしました。 ええ、これはローストビーフです。椚座さんのローストビーフなのです。
椚座牛のうちひら, アッロスト・ディ・マンツォ
Arrosto di manzo con insalata
イタリア語だとなんだかかっこいい気がしますね。
しっとりといい塩梅のところで、「火を入れる」よりも「止める」ことが肝要であると思うのです。ルッコラやクレソンを従えて、オリーブの実を傍にカラマンシーも纏っていますから、背筋の伸びるアルネイスや風格のあるエルバルーチェなんかの白ワインはとてもよいと思います。
あまりにもクラシカルな出立ちで、なに料理かと問われると返答に鼻歌が混じってしまいそうですが、ヴィテッロ・トンナートを経由しているとして、ここではイタリア料理とみなすこととします。
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